令和6年度 1学期

5月17日(金)着々と

約1か月後の校外学習に向けて、1年生の準備が進んでいます。学年の大きな掲示板に貼られている「心のアルバム」には、校外学習に対する個々の思いが並べられています。
別の掲示板では、しおりの表紙絵を決めるコンペが行われています。明るいタッチで描かれた6枚の絵はどれもいい作品なので、この中から1つに絞るのはちょっと勿体ない気もします。(画像は一部加工してあります)

  

5月16日(木)その季節らしい単語は

春なら「桜」、夏なら「スイカ」など、定番ともいうべき単語1つか2つから先へ、なかなか広がっていかない生徒の方が多いようです。
「秋は夕暮れ」のように、自分で枕草子を書くとしたら、季節を表すどんな言葉から書き始めるか、思いつくだけ挙げてみよう、という課題でした。
「植物や生き物、自然の風景など」と、対象の範囲は広いのですが、改めて問われると急には浮かんでこないのかも知れません。
決められた時間の中で「1つでも多くひねり出す」努力が、脳を鍛えることにつながるはずです。

  

5月15日(水)サンケン電気(株)様より

市内(新座市北野)に本社があり、半導体などのメーカーであるサンケン電気(株)様より、素敵な贈り物をいただきました。本校に寄贈いただいたのは、木管楽器(私はサックス=金管楽器だと勘違いしていました)である、テナーサックス1本です。
本日、サンケン電気様に来校いただき、校長室で贈呈式を行いました。ピカピカと美しく輝く楽器を見て、これを自在に奏でられたらどんなに楽しいだろう、とワクワクしてきました(実際には、触れるのもおっかなびっくりでしたが)。
長く大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

5月14日(火)ボールと共に

激しく雨が降った昨日から一転して、カラッとしたさわやかな空気に包まれています。
昼休みに外へ出てみました。中庭でも、テニスコート脇のスペースでも、グラウンドでも、多くの生徒が貸し出し用のボールで遊んでいます。1年生の姿を沢山見かけ、全体の人数も昨年度までより増えているように感じます。

  

5月13日(月)生徒が学び、教師も学ぶ

学習の指導法については、昔から様々な研究が積み重ねられてきました。時代が変われば学ぶ内容も少しずつ変わっていくため、授業の改善は尽きることのない永遠の取組だといえます。
今日は、私たちが集中的に学ぶ日です。県の教育事務所や、市の教育委員会から指導者をお招きし、実際に授業を見ていただくことで、具体的な改善につなげていきます。

  

5月10日(金)6・7・8組の取組

5月に入り、正門の掲示物が更新されています。学習活動の一環として、6・7・8組の生徒が制作しているものです。どんな内容にするか、生徒たちが話し合うところから始まり、個々のパーツを分担して作っていきます。
掲示が更新される度、季節感のある作品にほのぼのとした気持ちになります。
そして、畑に咲く薄紫色の花はジャガイモです。これも、昨年度中に6・7・8組の生徒が植え付けたもので、土の中ではおそらく順調に大きく育っているはずです。収穫の時期が楽しみです。

  

5月9日(木)計測と入力で

「反復横跳び」や「上体起こし」「長座体前屈」など、「新体力テスト」のテスト項目は8種類です。取り組む順序は自分で考えながら、1つずつ挑戦していくしくみのようです。
計測した記録を、ハアハア言いながらその場でChromebookに入力していくことで、昨年度の自分との比較や、県平均との比較などが、表やレーダーチャートで瞬時に把握できていました。この即時性も、デジタル化のメリットといえます。(画像は一部加工してあります)

  

5月8日(水)伸びたか、否か

毎年この時期には身体測定が行われるので、1年間でどのくらい成長したのかを把握することができます。
同じように、この1年間でどのくらい学力が伸びたのかを把握することのできる、県の学力・学習状況調査を行っているところです。
調査の設計上、問題は「非公表」とされているので掲載しませんが、紙の問題用紙を使わない方式(CBT)でも、生徒たちは画面をスクロールさせたりピンチアウト(拡大)させたりしながら、手慣れた様子で回答を進めています。(画像は一部加工してあります)

  

5月7日(火)連休明けの朝

「特に、どこにも出かけませんでした」と教えてくれた生徒も、表情が暗いわけではありません。他にも、「ずっと習い事でした」「部活と、あとは家で結構勉強してました」「いい休みでした」「(日に)焼けましたよ」など、連休の一端が垣間見えるような一言を、登校してきた生徒たちから聴くことができました。
あいにくの雨模様ですが、穏やかにスタートした連休明けの朝です。

  

5月2日(木)楽しい作業

廊下に面した窓から見える教室の中が、楽しそうな雰囲気に感じられたのは気のせいではありませんでした。3年生のあるクラスは、修学旅行のコースを決めているところです。
本だけでなく、ネットなど情報源が豊富にあるとはいえ、ほとんどの生徒にとっては初めて訪れる地だと思われます。人気度や見ごたえなどを想像しながら、行先について話し合うのは楽しい作業に違いありません。
修学旅行に向けた意識調査を行っているクラスもありました。どんな意識で旅行に臨むか、といった真面目な調査のようで、こちらのクラスからはそれに相応しい真剣な雰囲気が伝わってくるものです。

  

5月1日(水)積み重ねることで

『I’m a Disney fan. How about you?』「I’m not a Disney fan.」『What fan?』「I’m a train fan!」相手と目を合わせながらのこうしたやり取りが見られたのは、1年生の英語の授業です。お互いがテキストに目を落としたまま、棒読みでやり取りする授業とは全然違います。
2年生の教室では、「夏休みの予定を相手に伝える」「作家になりきって物語を書く」など、それぞれ自分で決めた課題に沿って英語と格闘しています。
3年生は、「主語」「動詞」「目的語」など、英語の文法を論理的に学んでいました。
こうした学びを積み重ねることによって、「実際に使える」英語の力が身に付きそうです。

  

4月30日(火)昼の行列

カウンターの前に行列ができていました。担当の図書委員さんも手際よくバーコードを読み込み、貸し出し処理を進めているのですが、なかなか追いつけないほどです。
昼休みの図書室は、なかなかの盛況でした。行列の中には、連休の後半にじっくり読みたい本をまとめて借りる生徒が、何人もいるようです。
できれば四中生全員に、「本って面白い!」と中学生のうちに気付いて欲しいと願っています。

  

4月26日(金)参観の視線の中で

今年度初めての学校公開日です。保護者の方や、学校運営協議会委員さんが授業を参観されている姿を、1時間目からお見かけしています。
「見られている」意識がそうさせるのでしょうか。授業中の生徒の様子が、若干ふだんと違っているようにも感じます。私の気のせいかも知れませんが、保護者の皆様の目にはどのように映ったでしょうか。

  

4月25日(木)壁の作品群

新学期が始まって3週目となりますが、今でも教室をまわると新たな掲示物が増えていることに気付きます。少しずつ制作を進めて、できたものから順に貼りだしていくためでしょう。
私は授業の内容を見る傍ら、ユニークなアイディアや、凝ったデザインのこれら作品も楽しく眺めているところです(画像は一部加工してあります)。

  

4月24日(水)部活動ミーティング

1年生からの入部届も提出され、今週から3学年揃っての部活動が本格的に始まっています。そして今日は、各部が一斉にミーティングを行う日です。
自己紹介や活動方針、活動計画の確認などを改めて行っています。「ちゃんとした先輩になれるよう頑張ります」「部長としてしっかり指示を出していきたいと思います」「ネコが好きです」「ゲームが好きでしたが、今はやめています」など、和やかな雰囲気の中で自己紹介が進んでいました。

  

4月23日(火)あえて紙の資料で

観光地でもらった案内図をクルクル回しながら、「どっちが上だか分かんないよ!」と読み取りをあきらめる人がいます。自分が位置や方位が把握できていないためです。
社会の授業で地図帳を開いている場面を見かけました。こうした資料を読み取る能力が必要とされる時代は、まだ当分の間続くと思われます。
隣の教室では、国語の辞書を開いて意味調べを行っていました。調べることのみが目的なら、どちらもICTを駆使すれば事足りるのですが、意図があってあえて紙の資料を使っているのです。

  

4月22日(月)畑づくり

雨上がりの学校農園で、1年生が作業をしていました。技術の授業で学ぶ「栽培」のための下準備です。
とにかく目の前の草を片っ端から掴んではぶちぶちと引き抜く生徒もいれば、根こそぎ抜くために、根の周りをシャベルで丁寧に掘り進めている生徒もいます。こうした作業にもそれぞれの性格が表れるようです。
ねじり鎌と呼ばれる草刈り鎌とシャベルの「二刀流」の生徒に対し、周りから「土が飛んでるだけだよ!」「意味ないよ!」と厳しい声がかけられていました。見ると確かに、ガリガリと表面の土を削り飛ばしているだけで、残念ながら生えている草はほぼそのまま残ってしまっているのでした。

  

4月19日(金)入念なリハーサル

授業の終盤になって、実験装置の設置が始まりました。(これから実験?)と思ったのですがそうではなく、次回スムーズに開始できるための、いわばリハーサルでした。
炭酸水素ナトリウムの熱分解に関する実験のようです。
動画で手順を確認し、装置の組み立てリハーサルを行い、試験管の角度や高さなどポイントとなる注意点は、Chromebookで撮影して保存しておきます。ここまでやっておけば、次回はさっと迷いなく実験を始めることができそうです。

4月18日(木)1年生の仮入部

昇降口の掲示板に貼られた各部の勧誘ポスターを、じっと眺める1年生をよく見かけます。それぞれ工夫して描かれているので、2年生や3年生もよく立ち止まって見入っています。
今日までが「仮入部」の期間となっており、校内を一回りしたところ、少し遠慮がちな様子で活動に参加している1年生の姿をあちこちで見かけました。
「いまの良かったよ!」1年生の練習相手をする先輩たちの声掛けぶりも、なかなか良い雰囲気です。

  

4月17日(水)瞬時の眼科検診

校医の先生曰く、やはりこの時期なので「アレルギー性の疾患が見つかる子は多いですよ」とのことでした。
毎年のことながら、500人弱いる生徒の検診を次々と進めていき、それでいて疾患(またはその疑い)を見逃さない専門家の目に驚嘆させられます(眼科なだけに、という訳ではありません)。
ちなみに眼科の先生、午前中は小学校で約800人の児童を検診されてきたそうです!

  

4月16日(火)前期の活動がスタート

「仕事を忘れずにやりたいと思います」(パチパチパチ=拍手)
「はじめて委員会に入りましたが、やる気だけは人一倍あります」(パチパチパチ)
「人前で話すと、緊張して足から崩れ落ちそうになりますが頑張ります」(パチパチパチ)
今年度最初の中央専門委員会です。私が見てまわった時間は、多くが自己紹介と委員長を決めているところでした。ほんの一言にも関わらず、結構印象的で面白い自己紹介がみられたのですが、妙な緊張感に包まれているのは初顔合わせのためでしょうか。

  

4月15日(月)皮に悪戦苦闘

作業としては比較的簡単なものでしたが、経験の差が大きく出ているようでした。
調理室の使い方についてのガイダンスも兼ねた、リンゴの皮むき実習です。
四つ割りにしたリンゴの芯を取り、皮をむく2年生たちの様子を見ていると、躊躇なくスイスイ皮をむいている生徒もいる一方で、包丁を持ち変えてみたり、刃の当て方を変えてみたり、悪戦苦闘している生徒が少なくありませんでした。
こうした場面を見る度に、家庭科や技術は日常生活に直結した教科だと感じます。

  

 

4月13日(土)大和田公民館まつり

今年度で35回目の開催になるそうです。コロナによる中断も乗り越え、長い歴史を刻んできた地域の行事です。
そのオープニングで、吹奏楽部が演奏を披露しました。スペースに限りのある中、演奏した曲はキレのある綺麗な音色で、会場の皆さんに喜んでいただけたことと思います。
公民館での様々な活動成果の展示や模擬店での販売も充実していた、地域の文化的行事でした。(画像は一部加工してあります)

 

4月12日(金)身体測定

「左目からやります」「逆ですよ」「いや、反対の目を隠して」こんな声が聞こえてきました。1年生の身体測定の様子です。視力の検査で、どちらの目を隠せばよいのかこんがらがってしまった生徒もいるようです。
聴力検査も同様で、どのタイミングでボタンを押せばよいのか戸惑う生徒もいました。慣れない検査では、そういったことも往々にしてあるものです。
とはいえ、全体としてはスムーズに測定が進んでいました。来週以降も眼科や内科の検診などが続く予定です。

  

4月11日(木)対面式・四中オリエンテーション

生徒会活動の紹介や、歓迎のプレゼントが贈呈された対面式に続き、16の部活動を紹介するオリエンテーションが行われました。
毎年趣向を凝らした発表の場となっていますが、今年は本物のカメが登場し(科学部)、寸劇もあり(バレーボール部)、紹介動画や実技の披露あり(多くの部)で、楽しさの中にも「ぜひうちの部に入部を!」の思いが伝わってくる熱い時間となりました。
今日から早速1年生の仮入部が始まります。

  

4月10日(水)校内をまわると

新学期早々のクラスは、係や委員会の担当者、クラスとしての目標など、決める事が多々あるものです。私が教室をまわった際は、3年生がまさにその活動中でした。司会を務めているのはおそらく新しい学年委員さんたちなのでしょう。明るい活気が感じられます。
体育館では2年生が学年集会の最中です。「私は中学生のときに学級委員だったんですが・・・」ある先生の言葉に、何人かの顔がパッと上がりました。「でも、1年でクビになりました」(クスクスクス)そのオチで、場の空気が一気に和んだようです。

  

4月9日(火)雨の登下校

校外での会議に出るため、登校の様子を見届けてから出発し、ちょうど下校の時間帯に戻ってきました。
雨が降り続いています。風も吹いており、登校の途中で傘が「お猪口」(最近はこの言い方では通じないようですが)になったまま昇降口にたどり着いた生徒もいました。
下校の頃は、もっと雨脚が強くなってきました。昇降口の周辺は開いた傘が密集しており、その合間から笑い声といくつもの笑顔が見えます。本降りの雨の中、なぜか傘を差さずに悠然と歩いて帰る生徒の姿も見えました。手に傘は持っているようですが…。

4月8日(月)新年度のはじまり

満開の桜の下で始業式や入学式を行えるのは何年ぶりでしょう。この華やかさは、まさに新年度のスタートにふさわしいものだといえます。
8時ちょうどに、2、3年生の新クラスが発表されました。今年度もまた、一覧表を受け取った生徒は様々な反応を見せています。比較的静かに一覧を眺める生徒が多くいる中、「キャーッ!!」(←この女子2人はこのあと抱き合って喜んでいました)「つよくねっ!?」(←何のことでしょう?)「ヤバい!」(←これも何のことでしょう?)「ウォーッ!!」(←そのまま地面にひっくり返ってしまいました)

  

午後の入学式ではもちろんそのような場面はありません。滞りなく式を終え、最初の学活や写真撮影を終えた新入生たちは、明るくさざめき合いながら帰路につきました。
惜しむらくは、満開の桜をバックに写真を撮れなかったことですが、雨では仕方がありません。

4月4日(木)来週からのスタートに向けて

間もなく始まる新学期に先んじての「準備登校」です。8時を過ぎると、新3年生の明るい声が聞こえ始めました。
校内の清掃だけでなく、机や椅子の数調整や、新入生用の教科書配布準備など、作業は多岐にわたります。それらを手際よく、そして多くの生徒が朗らかな表情で進めていたことが、私には印象的でした。
新3年生の皆さん、ありがとうございました。おかげで整った環境の下、新学期を迎えられます。