校長室より

令和5年 3学期

3月26日(火)令和5年度 修了式

1年間の締めくくりとなる日を迎えました。こうして改めて見ると、1年前と比べて1年生が随分中学生らしく成長したことを感じます。もちろん2年生も、より大人っぽく成長しています。各学年を代表する2人が、この1年間を率直な言葉で振り返ってくれました。次の1年間では、さらなる内面的な成長にも期待しています。
明日から、束の間の春休みを迎えます。

  

3月25日(月)一足早く

4月8日に先んじて、新入生が「1日体験入学」として登校してきました。
緊張して、誰も声も発することなく開始の時間を待っている・・・かと思いきや、案外にぎやかでリラックスしているようです。先週末に小学校の卒業式を終え、ホッとしているためでもあるのでしょうか。
慣れない環境で、不安な気持ちを抱いている人もいるかと思いますが、今日過ごしたことでその不安が少しやわらいでくれたでしょうか。

  

3月24日(日)42回目の定期演奏会

ステージでの演奏を聴く機会はなかなかないので、オーケストラのように椅子を並べて座っている姿が少し新鮮でした。とはいえ、四中吹奏楽部といえば「マーチング」です。
限られた広さのステージ上を、精密かつ美しく動きながら聴かせてくれた、第1部の力強い演奏は圧巻でした。
しっとりと聴かせる曲あり、楽しい曲ありで心のこもった温かい演奏会に、私を含めて来場した方全員が心地よいひとときを過ごしたはずです。

  

3月22日(金)1学年は

屋外と屋内に分かれての実施は、昨日の2学年と同じです。少し違うのは、1学年の方は球技に限らない「体育大会」と銘打っている点です。確かに、大会の後半は「借り人競走」で盛り上がっていました。
「(髪の毛を)お団子で結んでいる人」のようなお題が数多く用意されており、ピンポイントで特定の人を目がけて駆け寄ったり、「〇〇の人いますか~」と呼び掛けたりしながら2人1組でコースをダッシュしている姿に、多くの1年生が笑顔を浮かべていました。

  

3月21日(木)2学年球技大会

ここ数日、風の強い日が続いています。せめて今日の午後だけは、との願いも虚しく、強風の度にグラウンドには土埃が舞っている状態です。
男女分かれてのミニサッカーは土埃にもめげず…と言いたいところですが、砂嵐のような風が向こうから近づいてくると、ボールそっちのけで両腕をクロスさせ、顔全体を覆い隠す生徒が続出しています。致し方ありません。
その点、体育館は別世界でした。当然のことながら風もなく、競技に集中できるからです。なかなかラリーが続かなくても、それはそれで楽しそうです。

  

3月19日(火)振り返る時間

1年生と2年生しかいないため、随分とスペースが広く感じられます。けさの生徒会集会は、後期委員会活動の振り返りでした。
「キャンペーンを実施してきましたが、休み時間の過ごし方などの課題があり…」「ロッカーの(整理整頓の)点検を行いました」「(図書室の)利用者を増やすことを目的に活動して…」委員長さんたちが話す真剣さが伝わるのでしょう。聞く側も顔を上げて、しっかり耳を傾けています。
こうした振り返りを生かしてもらい、組織的な活動が一層活性化することを期待しています。

  

3月18日(月)800年後の白熱教室

白熱しています。「あったー!」「来ましたっ!!」といった声があちこちから聞こえてきました。2年生の国語の授業は、百人一首の対戦中です。
「みかきもり~衛士の焚く火の夜は燃え~…昼は消えつつものをこそ思へー」「・・・」「・・・」「あ、あった。」ごく静かに、手元の札を優しく押さえる生徒もいますが、「もれ出づる月の影のさやけさ~」「・・・」「あーっ!」「ぎゃーっ!」ややオーバーな仕草で頭を抱えて見せたりする生徒の声がよく響いています。
歌を選んだといわれる藤原定家も、800年後にこんな盛り上がり方を見せるとは予想だにしなかったことでしょう。

  

3月15日(金)間もなく

春らしい暖かな空気に包まれた、穏やかな朝です。間もなく卒業生たちが登校し、門出の式が始まろうとしています。
「実感が湧きません」と寂しそうに語った3年生がいました。式の最中、この3年間の様々な出来事が頭をよぎり、少しずつ実感が湧いてくることでしょう。

  

そして、第47回卒業証書授与式を、つつがなく終えることができました。
卒業生の合唱「旅立ちの日に...」は心の琴線に触れる素晴らしい歌声で、「大地讃頌」は体育館が震えるほど圧巻の歌声で、どちらも感動的なものでした。
卒業生たちのこれからの活躍を楽しみにしています。卒業おめでとうございます!

  

3月14日(木)明日を控えて

3年生最後の学年集会の中で、過去に関わった先生たちからの動画メッセージが流れるや否や、どっと大きな歓声や懐かしむ声が上がっていました。
その3年生たちが下校したあとは、明日に向けての会場づくりです。事前の分担や仕事内容の把握が入念に行われていたようで、様々な作業が同時並行で流れるように進められています。式場は2年生が、その周囲は1年生が中心となり、丁寧に作業を進めてくれています。

  

3月13日(水)動きの確認

一挙手一投足まで厳格に、などということは求めません。とはいえ、動きやタイミングなどで案外まごついてしまいがちなのが、儀式的な行事というものです。それらを確認する意味で、卒業式の予行練習を行いました。
3年生はもちろんのこと、当日参列する2年生も、今日だけ参加した1年生も、ふさわし空気を作ってくれた予行でした。そして、あえて詳細は書きませんが、予行とはいえ卒業生たちの〇〇は、グッと胸に迫るものがありました。よい卒業式になりそうです。

  

3月12日(火)芸術通り

今年もまた、「ミニマル・アート/ポップ・アート2024展」と銘打って、3年生の作品が美術室前の廊下に展示されています。この発想の柔軟さと、デザインの大胆さ、色使いの自由さに、毎年感嘆させられています。「2枚1組」の組み合わせ方によって、作品の世界観がより伸びやかに広がるように感じられて、じっと眺めているだけで楽しい気持ちになってきます。

 

3月11日(月)ハンドクラフト工房

どの机を見ても、ミシンで縫い進める手つきが慣れている様子です。小学校の学習で身に付けているためか、あるいは家庭でも時々縫い物をやっているためなのかも知れません。
ある生徒は持参したズボンを広げているところですが、随分と切り刻まれてズボンとしてはもう履けない状態です。「これを(いま作っている)バッグの取っ手にするんです」とのことです。アップサイクルの考え方も取り入れながら、バッグや巾着袋、ブックカバーなどの実用品を製作しているところでした。

  

3月8日(金)春のコンサート

今回もまた、気持ちがほっこりするひと時でした。ギター部のスプリングコンサートです。無事に披露できるかどうか、ギター部の皆さん自身も悩んだ末の開催だったそうです。全11曲を仕上げるのは、きっと相当大変だったのだろうと想像されました。
丁寧につま弾かれる音色はどこまでも優しく、聴き入る約60人のお客さんの眼差しも、温かさに満ちたものでした。

  

3月7日(木)くっついた?

衣類の不快なまとわりつきの原因だけでなく、スマホや券売機などに使われているタッチパネルのしくみにも、静電気が関係しています。
近づける物質の種類によって、引き合ったり退け合ったりする現象の関係性を調べる実験を行っていました。「くっついた?」「ん-、くっついた!」2人1組で取り組む作業は、終始和やかで楽しそうに進んでいきました。

  

3月6日(水)アニメーション鑑賞

「スクラッチ」というソフトで作った作品の発表会が行われています。
「ロバに人参を与えたら、(ロバなのに)『うまっ』と言って食べた」「海中にいる人魚が、泳いできた魚にエサを与えた」など短いアニメーションですが、制作には3時間を費やしたそうです。単に画像を動かすだけでなく、IF構文を使ったり、乱数を設定したりすることによって、一律ではない動きになるよう設定されているところがポイントです。
どれも愛嬌のある作品なのでクスクスと笑いが起きていますが、真面目なプログラミング学習、技術の授業の一環でした。

  

3月5日(火)変身図形

傍から見ても、ほぼ全員が食い入るように見つめていることが分かりました。黒板には、ややいびつな四角形がペタリと貼りつけられています。そしてよく見ると、その四角形は「田」の字のように4分割されています。その1枚ずつをクルクルと回転させて組み直すと、きれいな平行四辺形が現れるのです。この二次元版トランスフォーマー的な変形を、「はとめ返し」というそうです。なぜそうなるのか?は2年生の知識と思考力で説明できるそうで、あの食い入りようからも「数学って面白い!」と感じた生徒が多かったはずです。

  

3月4日(月)ナントカづくり

2月の中旬あたりから、学校農園の表面がうっすらと紫色になってきました。ホトケノザが花を咲かせ始めたためです。近隣には、一面が紫に染まった畑も見られます。
それらの植物も漉き込んで、新たな植え付けの準備を進めています。何の作業中か6・7・8組の生徒に聞いてみたところ、「ナントカを作ってるところです!」と返ってきました。「ナントカ」とは「畝(うね)」のことのようです。

  

その脇を3年生が一斉に下校していきます。3月に入り、3年生はもう給食がないため、午前中での下校となります。

 

3月1日(金)役を演じる

誰がどの役をやるかを、話し合って決めているようです。しかし、三送会は昨日で終わりました。そうではなく、英語の授業中の一場面でした。
1年生が、「英語による紙芝居」に取り組んでいます。ただ一方的に話すのではなく、「聴き手の存在や、その反応を意識しながら伝える」トレーニングのために、紙芝居を活用するそうです。
物語のタイトルは「ばばばあちゃん」でした。それを聞いた時点で既に楽しそうです。

  

2月29日(木)三年生を送る会

至る所に施された華やかな装飾によって、体育館は非日常の楽しい空間となっています。
「3年生との対決」(バスケ部や陸上部)「歌の披露」「寸劇」「合唱」「演奏」など、盛りだくさんの内容で、あっという間の2時間でした。

  

装飾も出し物の企画も、限られた条件の中で工夫されており、手作りの温かさも感じられます。

  

1・2年生の気持ちは、3年生の皆さんへと十分に届いたのではないでしょうか。ほのぼのとした、楽しいひとときになりました。

 

2月28日(水)緊張感に包まれながら

「エーデルワイス」や「ふるさと」など、おなじみの曲が聴こえてきました。リコーダーのテストが行われている、1年生のあるクラスです。
滑らかに旋律を奏でるペアもいれば、たどたどしく、途中でつっかえてしまうペアもいます。音楽室の中は何ともいえない緊張感に包まれており、吹く息が強すぎて「ピーッ」と甲高い音が出てしまう「リコーダーあるある」の場面でも、シーンとしたまま淡々とテストが進んでいきます。自分の番が終わった後の安堵の表情…気持ちはよく分かります。

   

2月27日(火)後日のお楽しみ

プロのカメラマンさんが来校し、いくつかの授業や四中校内の様子などを撮影されました。この動画は、新座市のシティプロモーション課が新たに企画した事業の中で(ごく一部分のようですが)使われる予定です。
「えっ、何のテレビですか?」「何を撮ってるんですか?」廊下を行き来する際に、興味津々で尋ねてくる生徒も何人かいました。
市役所から完成の連絡をいただいた暁には、きちんとお知らせしたいと思います。

  

2月26日(月)聴こえてくるのは

合唱祭の再現のように、2つある音楽室のそれぞれに分かれて歌の練習が進められています。3年生の音楽の授業です。
そうです、卒業式に向けた合唱の練習が本格的にスタートしたところで、動画に合わせて歌っているのは「旅立ちの日に」でした。
そう聞いて私の頭に浮かぶのは、30年ほど前に秩父市で誕生した名曲ですが、そうではなく、川嶋あいさんが作った方の「旅立ちの日に」でした。こちらもまた心に沁みるいい曲です。

  

2月22日(木)一夜明けて

朝、教室に集まった3年生の様子は、まったく普段どおりのように見えます。
この中には、昨日行われた県公立高校の学力検査を終えた生徒も大勢います。内心ホッとしているのでしょうが、解放感で大はしゃぎするような姿は見られません。
私も何人かに聞いてみたところ「ん-、(手ごたえは)ちょっとヤバそうです」「めっちゃ疲れました」など少々脱力気味、というのが実態のようです。
2日目の今日、雨の中面接や実技のために向かっている3年生もいます。昨日同様、しっかり力を発揮してくれることを願っています。

  

 

2月21日(水)3年生も、1・2年生も

3年生の教室には誰もいません。県公立高校のいわゆる「入試」当日のためです。
「道に迷っています」などという連絡が入っていないということは、全員が少なくとも会場まではたどり着いているはずです。あとは自分の力を発揮してもらうのみで、私たちにできることといえば、心の中で応援することぐらいです。
1年生と2年生も学年末のテストが行われており、いつになく静かな第四中だと感じます。

  

2月20日(火)点と線

「点EFを線で結んで」「点GKも同じように…」数学の授業のようですが、違いました。美術でした。
「二点透視図法」の説明を聴きながら、定規を駆使して手元の画用紙にそれぞれの三次元空間を表現しているところです。
黙々と作業を進める中に、ノートや教科書の背表紙を定規代わりに悪戦苦闘している生徒もちらほらと見られましたが、のぞいてみるとちゃんと立体が表現できていました。

  

2月19日(月)ふれあい体験学習

「上手だねー」丸めたり延ばしたりした粘土を見せられた中学生が、ニコニコと微笑みながら小さな子供たちに話しかけていました。隣の部屋では、30センチほどの高さの斜面を滑り台にして繰り返し遊ぶ子供たちを、四中生たちがそばで見守っているところです。
家庭科の授業の一環として、3年生が1クラスずつ山びこ保育園を訪問し、園児たちと触れ合う体験をさせていただく活動の、今日が第1回目です(画像は一部加工してあります)。

 

園長先生をはじめ、園の先生方や子育て支援センターを利用されている保護者の皆さんに全面的にご協力いただいているおかげで、こうした学びが実現しています。本当にありがたいことです。

2月16日(金)教室内ダルマ市

今日が期末テストだから、という訳ではありません。どの授業をのぞいても、集中した空気に満ちているのがここ最近の3年生です。県公立高校の入試まであとわずかですが、だからという訳でもないように感じています。
ふと振り返ってみると、教室の壁にダルマの掲示物が並んでいました。

  

2月15日(木)制作集団

班活動のように机を寄せて、あるいは床に作ったスペースにラシャ紙を広げて、小さなグループがあちこちでお店を広げ、作業が進められていました。
2年生と1年生が、「三年生を送る会」の準備をしているところです。色とりどりのお花紙で作る花(ペーパーフラワー)は、淡い色のグラデーションや、派手目の色をランダムに重ねた組み合わせなど、制作者の個性が表れています。
大量の写真を使ったパッチワークのような掲示物も、大人数でなければとうてい作れない大作です。私も完成を楽しみにしています。

  

 

2月14日(水)バドミントンスキル

時々「ひゃあっ」という甲高い声なども聞こえてくる中、ペアを組んでラリーの練習を行っています。今日の体育で取り組んでいるのは、高い軌道で相手コートの深い位置にシャトルを落とす、「ハイクリア」と呼ばれる技術の習得のようです。
片やナイスショットを連発し、片やミスショットが度重なっているペアがありました。見ていると、上手な方の生徒も嫌な顔一つせず、あさっての方向に落ちたシャトルをサッと拾ってキビキビとラリーを再開していました。ちょっとした場面ですが、見ている私もさわやかな気持ちになりました。

  

2月13日(火)暗号的連絡

翌日の授業で使う持ち物や授業場所などの連絡を伝えることが、各教科係の役割です。多くの教室では、専用のホワイトボードが活用されています。
「ID」と書かれているのを初めて見たとき、「ChromebookのIDを忘れないように」という連絡だと思っていました。ところが、これはまるでDAI語のように「いつもどおり」の略なのだそうです。
ある教室のホワイトボードには、数学の連絡欄に「胃積盛同利」(いつもどおり)などと書かれていました。中学生らしい言葉遊びですが、全員に意味が通じてクスクスと笑いが起きているのか、「何あれ?どういうこと!?」と混乱が生じているのか、実態が気になるところです。

2月9日(金)校地内を巡ると

中庭で枝を伸ばす紅梅のつぼみが、随分と膨らんできました。6・7・8組制作の掲示物も、2月らしい可愛い絵柄へと貼りかえられています。雪解けのぬかるみがようやく乾いたグラウンドでは、3年生がハンドボールの基礎練習で気持ちよさそうに体を動かしているところです。
まだ「気配」程度ですが、季節が着実に春へと向かっていることを感じます。

  

2月8日(木)大切な学びの場

授業や全校集会などで集まる時とは、明らかに雰囲気が異なっています。体育館に腰を下ろして開始を待つ2年生の表情は、どことなく楽しそうです。さらに、周りの生徒とキョロキョロ目を合わせてニコニコ(ニヤニヤ?)している生徒も、そこかしこに見られます。
今年度3回目の「性の講演会」、今回は2学年で実施です。講師の助産師、櫻井裕子さんはさすが数多の講演会を実施されているだけあって、子供たちの「期待」に程よく応えつつも、巧みな展開によっていつの間にか本題に迫っていく流れです。
子供たちにとっては毎年度一度ずつの講演会ですが、深い学びのための大切な機会です。

  

2月7日(水)宝物と宝石

自分が収集した蝶々の標本を「宝物」と表現する一方、エーミールの蝶に対しては「宝石」と表していることの差異について、深く掘り下げる国語の授業です。
100年近く前に書かれたヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」を題材に、心の機微を表すための語彙や比喩の使い方などについて、学んでいるところです。
一朝一夕に身に付くものではありませんが、SNSなどの軽いやり取りだけでなく、時に味わいや深みのある文章も書ける人になって欲しいと願っています。

  

2月6日(火)除「シャーベット」

予報のとおり、久し振りの積雪です。夜が明けてみると道路はぐちゃぐちゃ、そこを歩くと靴の中もびしょびしょになるような、水分をたっぷり含んだシャーベット状の雪が広がっていました。
このあと登校してくる四中生たちができるだけ安全に、そして快適に歩いてこられるよう、到着した順に職員総出の雪かき作業です。朝から汗だくになるほどの肉体労働で、すっかり腕も腰も痛くなりましたが、不思議と爽快な気分になるものです。

  

2月5日(月)創作会議中

1週間前に見た2年生のダンス発表会と同じように、1年生でもダンスの授業が行われています。まず自分たちのグループの曲を決めて、それに合う動きをこれから考えていく段階なのだそうです。持ち時間1分から2分間に収まる作品を創るために、YouTubeなども参考にしながらワイワイ話し合っている様子は、どのグループもちょっと楽しそうに見えました。

  

2月2日(金)カレンダー

6・7・8組の生徒たちが、自分用にカレンダーを制作しました。そしてその一部が、廊下に展示されています。
デザインカッターの刃先が当たる部分にじっと目を凝らし、細かいデザインを切り抜いている作業の様子を、教室を訪れた際に時々見てきました。これらの素敵な作品があの集中作業の成果かと思うと、感慨深いものがあります。
ちなみに、今日2月2日は「おんぶの日」「麩の日」「情報セキュリティの日」など、いろいろな日として制定されており、なぜか「おじいさんの日」でもあるそうです。

  

2月1日(木)未然に防ぐために

2年生のある教室では「中学生の(巻き込まれる)犯罪被害にはどんなものがあるか?」との問いかけに対して、「誘拐」「盗撮」などと、各自が思いついた犯罪名を書き込んでいます。その隣の教室では、「自然災害に備えて、自宅に何を準備しておくとよいか?」について考えているところです。何の授業でしょうか?
これらはいずれも、保健の授業です。交通事故などが発生する要因や、さまざまな自然災害の種類などを知った上で、「傷害の防止」について学ぶことになっています。日常の生活に直結する、大事な学習内容です。

  

1月31日(水)理由はそれぞれ

名作「手袋を買いに」(作 新美南吉)の中で、帽子屋さんが子ぎつねに売ってくれた手袋は「ミトンだったはず」というのは、単なる私の思い込みでしょうか!?
放射冷却による冷え込みの厳しい朝です。四中生たちがどんな防寒対策で登校してくるのか、改めて取材してみました。
毛糸のいかにも暖かそうな5本指手袋や、子ぎつねが手にはめたのと同じ(あくまで私のイメージです)ふかふかのミトンなど、手袋やマフラーを身に付けている生徒はいるのですが、全体からすると案外少ないことが分かりました。おおよそ10人に1人ぐらいの割合です。
薄着の生徒たち曰く、「いや、寒くないです」「別に大丈夫です」「歩いてくるうちにポカポカしてくるので」「手袋がどこかへ行ってしまって…」とのことでした。

  

1月30日(火)陽気に誘われ

風もなく、穏やかな陽気です。昼休みに外の様子を見に行ってみました。
グラウンドでは、いくつかのグループがバドミントンのラケットを元気よく振っています。ラリーが続いても空振りしても、どちらにせよ笑いが込み上げる気持ちはよく分かります。中庭でもやはりいくつかのグループが、バレーボールなどのボールを追って所狭しとよく動き回っています。
13時35分、体育委員が呼び掛けると、スーッと潮が引くように一斉に遊びをやめ、用具を返却した順に小走りで教室へと戻っていきました。さて、間もなく午後の授業が始まります。

  

1月29日(月)ダンス発表会

授業の中で、全7回にわたって進めてきた取組の集大成だそうです。任意でグループを組み、意見を出し合い、練習を積んで完成させた、創作ダンスの発表会が行われていました。
人前で披露するのは少し照れくさい気持ちがあるかも知れませんが、ホワイトボードに書かれた「発表会の約束 みんなで温かい雰囲気を作ろう」の文字のとおり、自分たち以外のグループが踊るのを温かく見守り、自然に拍手が起こるような良い雰囲気の中で会が進んでいきました。

  

1月26日(金)新・避難訓練

能登半島で大地震が発生したからという訳ではなく、元々計画されていた「地震の発生を想定した」避難訓練でした。
「揺れが収まったところですぐ校庭に避難」という流れが定番です。しかし、校舎の耐震補強や棚などの転倒防止措置も施されている中、また、避難の途中で強い余震に遭遇することも予想される中、果たしてこれまで通りの流れでよいのだろうか?という課題意識を持っています。

  

今回は、身を守る体制の訓練のみ行い、あとの時間は安全確保のための対応策について、一人一人が頭を使って考えるという、新しい避難訓練の形を試みてみました。
緊急時に「実際に役立つ防災訓練の在り方」については、これからも工夫を重ねていきたいと考えています。

1月25日(木)パワースポット ~大和田公民館 合同作品展~

絵画に陶芸、立体工作に木工などなど、趣向が凝らされた沢山の作品が、ぎっしりと展示されています。大和田公民館のロビーで開催されている、市立小・中学校特別支援学級の合同作品展を見に行ってきました。
これが実にいいのです。公民館の一角が、自由な発想の作品や精緻な工作、鮮やかな色彩などにあふれた、元気が湧いてくる空間になっています。今月の31日(水)まで開催されています。ぜひ、ご覧ください!(最終日は15:00までです)

  

1月24日(水)換気の喚起

四中では今のところそれ程ではないものの、インフルエンザによりいくつかのクラスを閉鎖している学校もあるようです。コロナが収まっている訳でもありません。
この冬もやはり、換気の徹底を呼び掛けています。冬なので当然寒いのですが、できる対策は打っていく必要があります。
窓際の生徒はかなり我慢をしてくれているのかな?と思いきや、むしろ周りより薄着だったりするのです。何か秘策でもあるのでしょうか!?

  

1月23日(火)昼の登校、昼の下校

「楽しかったです!」「楽しかったです!」「楽しかったです!」誰に聞いても、笑顔とともに同じ答えが返ってきました。スキーから帰ってきた1年生は、振り替えの休みを1日挟んで今日は給食前からの登校です。楽しい3日間を過ごせたようで、私も嬉しく思います。
入れ替わるように、給食を食べ終えたところで3年生は下校です。昨日と今日は私立高校の入試が集中する日です。閑散とした教室を見ると、今年もまたこの季節がやってきたことを実感します。

  

1月22日(月)はじめまして

産休に伴い、2学年の国語を担当する教員を新たにお迎えし、今日から早速授業が始まりました。もちろん、生徒たちはそのことをあらかじめよく知っていたのですが、それにしても初対面であるとは思えない雰囲気で、実に和やかなスタートを切っています。
ベテランの成せる技と、子供たちの好奇心やコミュニケーション力の双方がうまくマッチしているように感じられました。

白銀の世界へ ~1学年スキー林間学校 その10~

あっという間の3日間でした。シャトー塩沢スキー場でのすべての行程を終え、一行は帰路についたようです。以下現地からのレポートです。

 

 

 

 

 

 

「閉校式では、実行委員から、お世話になったインストラクターやホテルのみなさんに対して、お礼の言葉がありました。スキー講習をはじめ、生徒たちの貴重な経験の裏にあるのは、数えきれないほどの人たちのサポートです。閉校式後や最後の食事後にインストラクターのみなさんや、ホテルの職員のみなさんに、お礼を伝える生徒たちの姿からは、感謝の気持ちが表れていました。」

スキー林間学校で学んだことを、来週からの学校生活で生かしてくれることを、心から期待しています。

1月20日(土)白銀の世界へ ~1学年スキー林間学校 その9~

スキー林間学校は最終日を迎えました。今日のゲレンデは朝から霧が出ていたようですが、講習が始まる頃には霧はすっかり晴れて生徒たちは最後の講習を存分に楽しんでいるようです。天気も子供たちの頑張りを応援してくれているかのようです。以下、現地からのレポートです。

 

 

 

 

 

 

「朝の霧は次第にゲレンデのさらに下に広がる南魚沼市の街へ流れていき、雲海のようになっています。このような景色も今日で見納めです。目に焼き付けてほしいものです。」

 

 

 

 

 

 

「隊列を組んで滑ってきたのはもともとスキーの経験が少なかった生徒たちのグループです。板をハの字にしてスピードを調節しながら上手に滑っています。本当に上達しました。生徒たちに「楽しいですか?」と呼びかけると、満面の笑みとピースサインで「楽しいです」と答えてくれました。」

 

そして校内では

3年生だけの1日ですが、学校は様々動いています。
4年ぶりの「給食試食会」は終始和やかな雰囲気の中で行われ、保護者の皆様に本校の給食を召し上がっていただきました。どんな味の料理を、どんな食器で食べているのかなどを知るには、直接食べていただくのがいちばんです。こうした機会を、ぜひまた設けたいと思います。
また、多くの私立高校では、週明けに入試が行われます。それに備えた事前確認で、少しドキドキしてきた生徒もいることでしょう。適度な緊張感は、力を発揮することにプラスに働くはずです。

白銀の世界へ ~1学年スキー林間学校 その8~

早いもので、講習は折り返し点を過ぎました。不慣れなブーツやスキー板と格闘し続けた結果、足の痛みが強くなったり、何度も転ぶうちにだんだん恐怖心が強くなったりする生徒も出てきたようです。以下、現地からのリポートです。

  

「そこで立ち上がったのが四中職員です。比較的なだらかな斜面を使って、四中職員が熱血プライベートレッスン。職員の熱意にこたえるように生徒たちは一生懸命練習し、講習の後半ではその中の数名がリフトに乗って上から滑り降りてくることができました。生徒の頑張りと、職員の熱意に拍手です。」

立ちはだかる壁を自分の努力で乗り越える、よい経験も得られているようです!